東京青山68会(第6回)WALKING結果報告
東京青山 68 会 第 6 回ウオーキング 〜 松戸から柴又へ 江戸川の土手を歩く 〜
さわやかな秋晴れの下、JR 松戸駅 を出発、明治初期の和風建築、徳川昭武の邸宅がある戸定が丘歴史公園から、水と緑が豊かな江戸川左岸をゆっくり下り、矢切の渡しを経て、帝釈天で知られる葛飾柴又へ。柴又では、映画「男はつらいよ」、寅さんの世界にしばし浸った。
日時 : 平成 21 年 10 月 31 日 (土)
集合 : JR 常磐線 松戸駅 中央改札口前
参加者: 女性 5 人を含む 23 人
戸定が丘歴史公園(戸定邸・戸定歴史館)
戸定邸は、最後の水戸藩主、徳川昭武(徳川斉昭の 18 男で徳川慶喜の実弟)の邸宅として建てられた明治初期の和風建築。庭園は和洋折衷式で、一面に張られた芝生が美しい。手前には見事な大菊の鉢が並べられ、緑の庭に華やかな彩りを添えていた。向こうに江戸川を望む。 戸定歴史館は、昭武や慶喜についての博物館。千葉大学園芸学部の創立 100 周年を記念して開かれていた江戸の園芸文化を伝える資料展を見る。
江戸川沿いウオーキング
江戸川左岸、千葉県側の土手を約1時間、おしゃべりを楽しみながら、のんびりと矢切の渡しまで歩く。眼下には河川敷を利用したゴルフ場が広がり、鮮やかな緑が川面に映えて目にしみる。
矢切の渡し
細川たかしの歌で知られる矢切の渡し。武蔵と下総の国境の出入りを厳しく制限した江戸幕府が両岸に田畑を持つ農民のために設けた、 15 か所の渡し場の1つ、唯一今に残る。手こぎの小さな和船には全員が1度に乗り切れず、2度に分けて乗船。向こう岸までは川幅150メートル、ゆっくりゆっくりと思いながらもあっという間に対岸の柴又に到着する。
葛飾柴又
昼食は、帝釈天の参道にある老舗の高木屋で「おでん定食」に舌鼓。デザートが名物の「草だんご」というのもうれしい。高木屋は、「男はつらいよ」のモデルになった団子屋で、渥美清さんらもしばしば訪れていたという。
一服後、帝釈天に参詣し、お堂の外壁にぐるりと張られた木彫りの仏画を鑑賞。寅さん記念館で、日本人の心のふるさと、寅さんの世界にどっぷりと浸る。
打ち上げ
京成電車で浅草へ。「駒形どぜう」でどじょう鍋を囲んで歓談。 (重野康人・記)
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